武術探究ブログ/2011-04-24
甲野善紀氏の博多稽古会
4/22(金)に「建立寺」にて、
甲野善紀氏の博多稽古会が行われました。
今回の稽古会では、
随所にバージョンアップされた技術を、
見受けることが出来ました。
(私の理解力が足りず以前は気付けなかったということもありますが)
特に「虎拉ぎ」は、
立ち技系の自分たちにはとてもありがたく、
寝技に付き合わないための技術として使えます。
また、
タックルを潰す時に使用していたのが、
以前は「波の下」の応用のようなものだったと思いますが、
(波の下でも十分な威力があります。)
今は「把子拳」のようなものを使った技法を応用されて、
更にコンパクトになった感じがします。
「一畳相撲」も、
別の技法と相まってシンプルに力強くなり、
「見えない突き」の変形(?)の、
「不気味なフェイント(勝手に名づけました)」も健在でした。
通常のフェイントとは次元が違うので、
これを防ぐには、
やはり甲野先生と同等かそれ以上の体の使い方をしなければ、
不可能だと思われます。
そして、
以前から披露されていました「手を寄せて持つ刀技」での、
高速(コマ落ち?)の動きは、
極力動きを無くすことで、
初動の気配が分からないようになると共に、
スピードと威力が増します。
私のこれからの課題として、
研究させていただこうと考えています。
PS
帰りにまた、
「弥太郎うどん」にて「丸天うどん」を、
おいしくいただきました。
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