武術探究ブログ/2010-07-06
滞らない流れ
「力を出す」というのは、
力んで筋肉に働きかけるのではありません。
高度な力を発するには、
力を抜いて力を出す、
いわゆる「用意不用力」が重要なことは、
先日記しました。
具体的にどうかというと、
まず力を抜くことで、
相手の力を引き込み、
程好く弦が引けたときに、
意を持って矢を放つようにします。
そのためには、
身体各部の要領が欠かせません。
まずは、
無駄な力を発揮しないように、
固定させる練習から始めることが大事です。
いわゆる、
「菩薩の手」とか「狐の形の手」といわれる、
中指と薬指を曲げた状態で、
腕を固定するのが第一歩となります。
そして後に、
伸張に至ります。
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